☆肌ケアで心掛けていること☆



肌ケアで心掛けていることとして

朝起きて顔を洗わないこと。

しかも洗顔料を使わないどころではなく
水で洗うことすらしないのだ。


かつてはズボラで洗わなかったのだが
年を重ねた今は心して洗わないことにしている。

そのお陰で最近は5歳は若く見られる。

肌の衰えが40代後半にしては少なく
初対面だと30代に見る人も居るほどだ。


以前テレビで神田うの氏が
「寝ている時に出る肌の油が保湿に最適」
と言った言葉を鵜呑みにしているわけではない。

そもそもズボラで洗わなかっただけなのだ。

とは言え結果的に神田うの氏の言葉を受け取っているが。

日ごろ顔を洗うとしたら
せいぜい風呂に入ったときくらいで
ボディーシャンプーで身体と一緒に洗う程度だ。


もちろん顔に対応したボディーシャンプーを使い

皮膚の中に閉じ込められた
油脂を落とすつもりで丁寧に洗っている。

特に小鼻の脇は脂肪分が溜まりやすいので
肌を傷付けないよう細心の注意を払いながら
脂肪分での毛穴の詰まりを揉み出すように洗っている。


但し夏場や汗をかいたときは
夜寝る前に顔を水洗いしている。

いくら顔を洗わない方が良いとは言えど
汗の塩分を含んだ油脂が顔に付いてるのは良くない。

放っておけば徐々に油脂が酸化で傷みだし
痒みを発症するばかりか表面の皮膚を侵食してしまう。

最悪の場合は皮膚の表面が完全に剥けてしまい
肌のバリア機能が壊れて赤く腫れて痒みを伴うのだ。


実は若い頃に肌を強くするために
固い生地で出来た垢すりタオルで顔を洗っていたことがある。

某大女優がタワシで全身を洗っているとのことを
某民法テレビで自慢気に話していたのを目撃したからで

決して自分の思い付きで始めたことではない。

元々肌が弱かった自分はそのテレビを見て
「肌の弱さは全く鍛えていなかったからだ!」と

まだ10代後半だったこともあって
完全に鵜呑みにしてしまったのである。


さすがに亀の子タワシはキツかろうと
固い生地の垢すりタオルにしてみたのだが

最初の頃こそ血行の良くなった肌が
自己再生能力を発揮してすべすべになった気もしたが

年数を重ねていくうちに
その自己再生能力の限界を超えてしまい

肌の薄皮がベロベロと剥げてきて
地肌が露出してしまうようになったのである。


こうなると医学的な処置をせずに
皮膚の薄皮が充分に再生することは無く

肌のターンオーバーが短くなっていき
薄皮が肌を覆いはじめたら剥げるの繰り返しで

顔全体から薄皮が消滅してしまったのだ。

そうなると肌は赤味を増して
ボコボコと病的な印象の見た目へと変化し
絶え間ない痒みに襲われてしまうようになるのだ。

あまりにも酷い状態だったため友人から
「薄皮が皮膚に乗ってないじゃない!」
と驚きの声で指摘されてしまったのだ。

この時になって初めて
自分のしていることの間違いに気付いたが

どうしようもない状態にまで肌が悪化してしまっていた。


当時あまりにも酷い状態の肌だったために
まだ22歳だったのが25歳以上に見られたこともある。

これ以上肌が荒れてしまうのは嫌だからと

ようやく皮膚科に飛び込んで
痒み止めと皮膚の炎症を抑える薬を処方してもらい
傷んだ肌の再生に取り組むことにしたのだ。


あまりに酷い状態だったため
一週間や二週間で治るわけもなく

それこそ一カ月から二カ月
いやそれ以上の期間が掛かったように思われるが

ようやく安定して薄皮が顔の皮膚に乗るようになり
肌の赤味や激しい痒みから解放されたのだ。


このことを切っ掛けに
熱心に顔を洗うのを止めたのだが

今度は反動で顔を洗うことが面倒になり
すっかりズボラになってしまったのだ。

所がそれが今になって功を制するのだから
何が良くて何が良くないのか分かったものではない。


朝起きて顔を洗わないことが
ダメ人間を象徴するかのように捕らえがちであるが

むしろ若々しく見られる肌を維持できたのだから
世間の常識を疑ってみることも大切である。


どうしても顔を洗いたければ
夜に軽く洗えば良いのであって

仕上げにヒアルロン酸配合の化粧水でも顔に与えれば良いのだ。


肌の保湿とともに
成長ホルモンの働きを支えることも出来るのだから

肌ケアと呼べるほどの手入れをしなくても
充分若々しい肌を維持することが出来るのだ。


ちなみに自分の場合は

40代後半に入る時期から
ヒアルロン酸配合の化粧水を顔に与えるようにしたが

それまでだって若々しく見られていたのだから
化粧水だけの力ではないと確信している。


もちろん今はその化粧水のお陰で
肌に水分が保たれるようになっているが

あくまで40代後半になったことで
肌が乾燥しがちになったことが使っている理由である。

さすがに
年齢的な衰えから脱することは出来ないのだから

衰えた能力を補うことに心掛ければ
若々しさを保つことが出来るのである。


また肌の状態を常に意識して
わずかにでも肌荒れによる痒みが出たら

皮膚科に処方してもらった薬を塗り
ダメージが深刻になる前に治すことを心掛けることで

深刻な肌荒れに至らぬよう
予防線を張ることが出来るのである。


こればかりは自己再生能力を過信することなく
素直に医療の力を借りるようにしている。

元々肌の弱い自分が綺麗な肌を保つには
医療の力も大事な肌ケアになるのだから

そこは臨機応変に対応することが大切だと
つとに考えているのである。

(H28.12.05)




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